急に暑くなったことで起こる足の痛みの原因は？

こんにちは整足院浜松店です。
急に暑くなったことで起こる足の痛みの原因とはどんなものが有るでしょうか？
それは大まかに次の通りです。

1. 脱水による筋肉のけいれん・こむら返り
	•	症状：ふくらはぎや足の裏に激しいつり、痛み、硬直。
	•	原因：暑さで汗をかき、水分・電解質（ナトリウム・カリウム）が失われ、
　　　　　　　　　　　　筋肉が過敏になる。
	•	特に多い場面：朝起きたとき、夜中、屋外作業やスポーツ後。

2. 熱中症による循環障害
	•	症状：足のだるさ、重さ、むくみ、しびれ。
	•	原因：体温調整が追いつかず、血液が末端まで届きにくくなる。
	•	注意点：軽度でも「体がだるい・足が重い」と感じたら要注意。

3. 血流の停滞（むくみやすい）
	•	症状：足首や足全体が腫れぼったくなり、押すと痛みや違和感。
	•	原因：暑さで血管が拡張→静脈の流れが悪くなり、
　　　　　　　　　　　　血液やリンパが足にたまりやすくなる。
	•	悪化しやすい人：立ち仕事の方、運動不足の方、高齢者。

4. サンダル・薄い靴による足裏の負担増加
	•	症状：足の裏やかかと、アキレス腱に痛み。歩くとズキズキ。
	•	原因：急にサンダルや素足になると、クッション性が下がり足底筋膜に負担。
	•	関連疾患：足底筋膜炎、アキレス腱炎。

5. 夏バテによる筋肉の疲労感
	•	症状：足全体がだるい・重い・力が入らない感じ。
	•	原因：胃腸の働き低下や食欲不振でエネルギー不足になり、筋肉疲労が進む。

補足：シニア層に特に注意すべき点
	•	体温調整が苦手：高齢者は暑さを感じにくく、脱水に気づきにくい。
	•	筋力低下・血流低下：少しの水分不足や暑さでも、足の症状が出やすい